風影の結婚
砂隠れの風影である我愛羅には縁談の話が多くあった。
しかし、我愛羅はまったく耳を貸さなかった。
ある日、風影のいない砂の上役会議が開かれた。
古くからの上役達は、里の安定や、過去の事例をあげ、
我愛羅には妻が必要だと言い、テマリはそれに反発した。
上役達の言い分も、テマリの気持ちもどちらも我愛羅を思ってのことなのだが、意見は真っ二つに分かれた。
カンクロウはその夜、1人風影室に向かった。
「俺は、愛というものがわからない。
そんな俺が妻を娶ったら妻がかわいそうだ。」
「我愛羅はもう愛を知ってるじゃん。
うずまきナルトに教えられたじゃん。俺も、お前も。
我愛羅には、もっとも大切にすべき人ってのが 必要だって・・・。」
「・・・。」
翌日、風影を含め会議が行われた。
「・・・俺は、昔から周りの者達に忌み嫌われてきた。
俺は、愛というものを知らなかった。
だが、4年前、木の葉の者達と関わりを持って、それを教えられた。
だから俺は、木の葉の者にそれを返したい。」
我愛羅ははっきりと落ち着いた口調で言った。
「俺は木の葉のくの一を娶りたい。」
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例え意味わかんなんくても気にしなーい。
気にしなーい。。。。