我愛羅の想い

風影・我愛羅と、木の葉のくの一ヒナタの婚姻が成立したその夜、我愛羅はヒナタに想いを告げた。

「ヒナタ・・・俺は
 あなたを全てから守りたい。
 あなたの笑った顔が好きだ。
 あなたの笑った顔を見てると
 心が温かくなるんだ・・・
 俺はあなたの笑顔を失いたくない。
 だからあなたを傷つける全てからあなたを守りたいんだ。
 こんな感情を俺は今まで抱いたことがなかった。
 俺はあなたに会って、変わった。
 もちろん、いい意味で、だ。
 あなたに感謝している。
 何も知らない土地に連れてこられたのに
 文句一つ言わず、俺に微笑みかけてくれたこと、
 俺に人を愛することの喜びを教えてくれたこと、
 俺に人を愛させてくれたこと。
 ・・・俺は、あなたを愛している。」

ヒナタは顔を赤らめた。
その様子も愛しくて、我愛羅はヒナタに言うべきことを忘れかけそうになった。

「・・・ヒナタ。あなたは美しい。
 儚げで、俺が抱いたら壊れてしまいそうだ。
 俺はそれが恐ろしい。」
 
我愛羅は顔を曇らせた。
 
「俺は知っている。
 あなたがナルトのことを想っていることも、 あなたがどれだけ木の葉の者に想われていたかも。」

我愛羅にナルトのことを言われ、ヒナタは驚きと焦りを露にした。

「我愛羅くん・・・。」

「ヒナタ・・・すまない。
 俺のワガママで本来あなたがいるべき場所を奪ってしまった。
 だが俺は、あなたを愛してしまった。
 この想いに偽りはない。
 だから俺はあなたが欲しい。
 だけどこれ以上俺のワガママであなたを苦しめたくないんだ。
 頼む、俺を拒絶してくれ。
 でないと俺は、もぅ・・・」


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ヒナタの想いと繋がっています。


さぁ、ワケが解らない。。。